★やっぱりラムが好き

昨日柴崎コウが仮装パーティで
うる星やつらのラムちゃんの格好をしたいと言ってたので
ラムちゃんの実写版は誰がいいかなーなんて
ふと思った。

でもそんなかわいくてナイスバディーで
しましまパンツと角が似合いそうな人が
全然思いつかない(笑)


ってそうじゃなくて、
やっぱり酒はラムが好き。。

花火大会の夜、
私はご遠慮してジジババにチビを任せて
お留守番・・・・のふりして飲みにいった(笑)

いつものバーにいくと、
あいてないからマスターに電話したら
「墓参りいってて今帰ったから
ちょっと遅くなるよ」

(・_・、)

そこで以前から気になってたバーを思い出した。
確かこの辺、ラムがたくさん置いてあるって
いってたなぁ・・・・と
ウロウロしてみるとあっけなく目の前に現れた。

私が来るの待ってたかのように♪

2階に上るちょっと急な階段を踏み外さないように
上を見上げて上っていくと
そういえば、2階のバーって多いなぁって気づく。

扉には他のお客様の迷惑になるような方は
ご遠慮願いますという丁寧な張り紙があった。

銭湯で刺青のある人はダメですって言ってるみたいな(笑)

そんなことは気にせず、
ドキドキしながら扉を開けると
黒いベストを着たマスターがお出迎え。
小奇麗に整えられたひげが素敵♪

どうやらその日最初の客だったみたい。
カウンターの左端の席に座り、
とりあえずラムコークを頼む。

昔はこればっかり飲んでたなぁーって
朝、妹に「酒臭い」ってあきれられたなぁって思い出しながら。

よく見るとマスターはイチローに似てる気がした。
いい男を見ながら飲む酒はまた格別にうまい!
おしゃべりな男は好きではないけど、
いやみな感じがなく、自然に会話が進んだ。
わきまえてる人だ。

こういう仕事をしながらも、たまにわきまえてない人もいる。
客がいないといきなりカウンターに座ったり、
タバコも遠慮せずガンガン吸ったり。
・・・そして話がつまらない(笑)
そういう店には二度と行かない。

例えば居酒屋で偶然隣に座って
どこか共通点を見つけて盛り上がるのではなく、
こうして店で客という立場で
カウンターとお酒をはさんで静かに話すのが私は好きなのだろう。
一線を越えない感じ。礼儀があるとこが良いんだと思う。

私の好きな種類の人だなぁと思った。
お酒が好きで、でも決して酔いつぶれるような変な飲み方はしない、
いつまででもたわいない話ができて、
お酒と会話と音楽と気持ちのいい酔い加減、夜の空気を静かに楽しめる人。
いつか外でお会いできたら良いですねとお互いに
同じ匂いを感じていた。

こういう飲み友達が昔はたくさんいたけれど
飲みに出かけなくなった今、どんどん疎遠になっている。
まぁ、こどもつれて飲みにはいけないから当たり前のことだけど(苦笑)

私が言い出すまでタバコには手を伸ばさなかった。
そういう真摯なマスターがますます気に入った。
また機会があれば必ず足を運ぶだろう。

夜の商売の人はたいていつながっている。
私がいこうとしていたバーのことを話すと、
最近お会いしてませんのでよろしくお伝えくださいと、
これまた感じのいい物言いだった。

ああ、私って夜が好きなんだなぁ・・・・としみじみ。
酒が気持ちよく飲めるいい男もほんと、好きだなぁ。。。

居心地がよくて長居したくなったけれど
先に行く予定だった店のマスターに早く来てねと言ってしまったので
2杯目のイングリッシュハーバーというラムを飲み干して、
後ろ髪ひかれながら店を出た。

急な階段を一歩一歩、手すりにつかまりながら降りる。
・・・もっと飲んでたら危険だなぁと思いながら。

階段を下りて振り返ると
まだマスターは入り口で見送ってくれていた。
かるく頭をさげて先を急ぐ。

ここはまたこっそり一人で来ようと思った。

もう一軒の2階のバーの扉を開けると
マスターは金魚鉢を洗っていた。
こないうちに随分と大きくなった金魚にご挨拶。


この続きはまた今度☆

« 夏祭り | メイン | 産後はじめての一人旅 »

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://joe.boo.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/62

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)