★ジジが倒れました(>_<)

いやいや、びっくり。

親って倒れるのね(苦笑)

そりゃもういい年だけど、さ・・・

1週間ほど入院です。。チビの大好きなジジが。

ここ一週間ほどものが食べれないとか
寒気がするとかいろいろ体調不良を訴えてて
誰もいないときに家でひっくり返ったらしく
顔面蒼白でねっころがってたんだけど
まさかそんなに具合が悪いなんて思わないから
ほったらかしてたら
金曜に見かねてオカンがオトンを病院に連れて行った。

ちょっと離れた総合病院までいくのはいやだと
近所の病院にいって点滴をうって帰ってきたら
ちょっと元気になったみたいで
おかゆも食べたり、何か口にするようになっていた。

しかし翌日またひっくり返っていた。
オカンは自分の体調不良で私が別の病院に送って帰ってきたら
ひぃひぃいって寝てるオトン。。。

とりあえず近所の病院にまたつれていったら
「診療したら血便が出たらしいので、
内臓で出血してる可能性があるから
I病院まで救急車で運びます」

私は後から車で追っかけた。

こないだリリーフランキーの「東京タワー」を読んだばっかりで
なんとなくその内容が頭の中をめぐっていた。

土曜だったので救急センターに運ばれて
とりあえずの処置を受けると
どうやら貧血で倒れたらしく、
血液の濃度が通常の半分になっていた。
「これ若いおねぇちゃんくらいだよ」と先生が言う。

この救急の担当医がすらっとした若い男の先生で
私はこの先生のお尻が小さいのに釘付けだった(笑)
・・・だってさぁ、白いパンツだから下着透けてるんだもん(爆)

血が足りないので輸血が必要と
同意書を書いて、輸血を受けることになった。

そして食べたものが胃の中にみんな残ってるので
胃の中で出血してて、体が危険を感じて胃液が出なくなってるらしいと説明。
胃液が出続けてたら胃が溶けるのかなぁ・・・なんて思いながら
先生の話を聞いていた。

胃の中に残ってるものが邪魔をして
様子がさっぱりわからないので
とりあえずそれを外に出すために鼻からチューブが入れられた。
「あれ?つないでないじゃんね」と看護士が処置したチューブを
何かの機械に先生がつなぐと
ブシューっと赤黒いものがチューブの中を流れていった。

「うわっ。こりゃ中で相当出血してるね~」と先生。。

何度も処置のたびに待合室でお待ちくださいと追い出され、
何度もそのたびにオカンに電話を入れて
運ばれてから3時間ほどしてやっと連絡が取れて病院に来た。

「ごめんごめん、全然気がつかなかった」
全く・・・何かあったら電話しろっていいながら
電話をチェックしてないんだもん。そりゃダメだ。

私は前日に夜更かししてたので
ものすごく眠くて(苦笑)
オトンの着替えなんかを取りにいくためにも
一回帰宅した。

1時間ほど昼寝して園にチビを迎えにいって
荷物をもってまた病院へ。。。

病室にいくと、いろんなコードやらチューブやらが
オトンの体とつながっていた。
とにかく月曜にならないと、いろんな検査も出来ないらしい。
そして担当の先生が決まらないと
処置も決まらない・・・・病院もお役所みたいに
手続きとかいろいろ決まりがあるんだろうねぇ。

とりあえず、病院にいれば見てくれる人がいるわけだから
一安心とオカンと私とチビは帰宅。
チビにはまだ病気とか、具合が悪いとかわからないから
不思議そうにジジを見ていた。
「ジジは帰らないの?」
「ジジは具合が悪いから病院にお泊りだよ」


家に帰ってご飯を食べて、
チビを風呂に入れて、
いつものように寝る前の
なかなか落ち着かないチビの相手をしていると
病院から電話が入った。


「大量に吐血したので来て下さい」


大急ぎで支度して病院へ向かう。
「吐血ってことは胃がんとかかしら・・」
と不安そうにオカンがいう。

病院につくと蒼白なオトン。
・・・の顔のよこには大人用のオムツが広げられておいてあった。
また吐いたときにためにだろうけど、おかしかった。

大量に吐血したので
内視鏡の緊急オペをすることになり
急遽医者を呼び出しているとのこと。

「月曜にならなきゃわからないっていってたから
早まってよかったね」なんて少し不謹慎な発言?
私とオカンはとりあえず何か答えが欲しくて
この緊急オペにほっとしていた。

あわただしく先生がやってきて
手術についての説明と同意書の記入。
おそらく胃潰瘍で出血してるから
止血の処置をするとイラストを描いて説明してくれた。

潰瘍ってこぶみたいのじゃないんだ!
・・・と胃の内壁がえぐれたところに
血管が露出して出血するという説明を聞いて思った(^_^;)

チビも限界になっていたし
とりあえず私は帰宅することに。
帰りの車の中でチビはぐっすりおやすみ3秒だった。
・・・いつもこんなふうに手がかからないといいのに(苦笑)


チビを布団に寝かせて
妹にメールで連絡したら電話がきたので
久々にスカイプで近況報告やらしてると
オカンから電話が入る。

「やっぱり胃潰瘍だって。二箇所止血の手術したよー」

名前がつくとなんとなくホッとした。


オカンは病院に付き添って泊まった。
1週間ぐらいは入院になるらしい。

病気の原因はわかってるんだよねぇ。
大人なんだからちゃんと自己管理して欲しいもんだ。


ゲド戦記のテルーのセリフ
「命を大切にしないやつは、大嫌いだ!」

生きたくても生きられない人もたくさんいるのに、
世の中には死に急ぐ人が多くて悲しくなる。

でも人間は弱いんだよね。
その弱さを支えあって生きていくのかもしれない。
家族ってそういうものなのかもしれないと
少し思った。


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